強力なダッシュ力!ホンダのPCX HYBRIDのおすすめポイント

ホンダのPCX HYBRIDはスタートダッシュが鋭い

2018年秋に登場し、多くのバイクファンの話題に登場したのがホンダのPCX HYBRIDです。
ファンの間で語られるそのスタートダッシュのすごさについて、ご紹介します。

その強大なスタートダッシュは他のバイクと比べるとかなりの鋭さがあるのです。
市街地で青信号になって走り出すときにワイドオープの操作になる場面の加速度は50㎞/hとなり、鋭い走りが展開されます。
オープンになったスロットルの後にフルアシストが4秒間で、それが弱くなっていくとエンジン走行になりますが、アシストになっているかどうかはインジケーター上で見ないと判別しにくいほど見事に、抑制されているのもすごいところです。

そして、モーターをアシストするパワーはオープンになったスロットルの状態がどのようであるかを見極めながら、きちんと整えられているので、いきなり加速ということはありません。
とりわけ、Dモードの加速は極めてナチュラルな感じでモーターアシストに気づかれないほどです。
さらに、止まってから約0.5秒でエンジンも動かなくなり、スロットルがオープンになれば、また動き出してアシスト力が働き、スピード感が出てきます。
このように、アシストの働きが優秀なので、坂の多い場所に住んでいる人や彼女と二人乗りをしたい人にはおすすめです。

スペックを見てみよう

では、PCX HYBRIDのスペックをご紹介します。
全長x全幅×全高は 1925×745×1105㎜でホイールベースは 1315㎜です。
そして、シート高 は764㎜で車両重量 135㎏で、エンジン形式 は水冷4ストOHC2バルブ単気筒になります。
このPCX HYBRIDは受注生産車となっていて、取り扱いは「Honda二輪EV取扱店」のみです。

負荷に強い走行性はしっかりとした構造でわかる

PCX HYBRIDはボディの中にあらゆるシステムが搭載されています。
バッテリーを設置するためにトランクの後ろ部分の容量が調節されている以外、外観でみるとガソリン車のようです。
DとSの2種類のモードがモーターアシストの特性によって準備されています。
ダッシュのパワーはSモードで、ゆるやかなアシストはDモードです。

そして、エンジンを掛ける際のアシストになるハイブリッドの大事な中心部はPDUと略されるパワー・ドライブ・ユニットです。
その本体はガソリン車のECUにちなんでいるかのように、同じ形で同じサイズになっています。
また、トランクスペースの後ろの部分にあるのは、村田製作所の性能と設置スペースを考慮した48Vであるリチウムイオンバッテリーです。

このようなしっかりとした構造なので、登り坂やタンデム走行時にパワーが発揮されるのです。
実際に行った登り勾配約2%の直線路での加速テストでは、スタンダードのPCXよりも優秀でした。
このことから、PCX HYBRIDは負荷に強いということが言えます。