歴史に名を残したバイクを紹介!
伝説のバイクと呼ばれる歴史に名を残したバイク
オートバイの歴史を見てみると海外メーカーのオートバイが様々な伝説を残していることに気が付きます。
現在、バイクといえばHONDA、KAWASAKI、SUZUKIなど日本メーカーが海外でも高い人気を誇っていますが、バイクの歴史をひも解くと海外メーカーを語らずにいられないのです。
海外メーカーのバイクは高い、また日本のバイクのように耐久性がないといったデメリット部分ばかりがクローズアップされます。
しかし魅力が高く歴史にその名を残してきたバイクが多数存在するのです。
1950年代の代表的バイク
バイクの歴史を見ると軍事用として利用されるなど不遇の事態を潜り抜けてきています。
1950年代、戦後ようやく自由に楽しめるバイクの時代となり、そこに登場したのがTriumph「トライアンフ」です。
オートバイメーカーが続々と誕生したこの時代、高性能なマシンとして脚光を浴びました。
映画にも登場したサンダーバード6Tはトライアンフの歴史の中でも伝説のバイクといっていいでしょう。
このほかにもアメリカのバイクとしてマン島TTレースで話題となったビッグツインのIndian、イタリアのベスパなど今見てもファッショナブルで魅力あるバイクが1950年代に誕生しています。
ベスパは有名な映画にも登場し、女性からも人気の高いバイクとして有名です。
1960年代の魅力あるバイク
1960年代に入ってからもトライアンフは相変わらずの人気で、積極的にレースに参加し記録を誇ったこともありその名を確固たるものとします。
1966年にはボンネビルソルトフラットで395㎞という記録を作り、その後マン島TTレースにおいてもデイトナが2年連続優勝と輝かしい功績を残しているのです。
マン島TTレースといえばその初代王者となったNortonも忘れてはいけません。
1962年マンクス・ノートンで最高速度209㎞を記録、販売が終了してからも最高のベースマシンといわれ続けたバイクです。
イタリアのDucatiもこの時代から注目されてきました。
Ducatiの代名詞といわれたデスモドロミック機構を施した125㏄マシンは市販車にも採用され人気を博しました。
1970年代に名を残してきたバイク
1970年代に一大ブームとなったのは言うまでもなくアメリカの象徴「ハーレーダビッドソン」です。
映画でこのバイクが登場したことによって日本でも爆発的人気となりました。
空冷V型エンジンの独特なビッグツインのサウンドはハーレーの大きな魅力です。
1946年からレースに出始め、1976年撤退をむかえるまでに通算3027勝という成績を残したアグスタも当時を代表するバイクといえます。
市販車でもレーサー並みの高性能バイクといわれるアグスタのバイクは現在でも名車と呼ばれるバイクを残してきました。
1980年 人気を誇ったバイク
1985年からカジバ傘下となったドゥカティは1978年マン島TTレースでHONDA RCBを破り優勝、その記念に作られたMHWは名車です。
その後も1988年から始まったスーパーバイク世界選手権でドゥカティ初の空冷エンジン搭載車、851が開幕戦に優勝しています。
技術力でいえば最高峰となるBMWMotorrad(BMWモトラッド)は、戦後から大衆車ではなく高級車というポリシーを貫き、現在も高性能・最高レベルのバイクを作り続けているメーカーです。
四輪でも有名ですが最新技術を施したBMWMotorradのバイクは憧れバイクともいえるでしょう。