後方確認しながらの安全走行のコツを伝授!

バイクの後方ミラーをうまく活用するために

四輪の運転でもミラーをうまく活用できていない人が多いです。
目視するという事はとても大切なことですが、目視しにくい部分を確認するための後方ミラーの確認は癖になるくらいにしておくと安全運転に役立ちます。

バイクも四輪も車などが前方、横を走るばかりではなく、後方からも走ってくるのです。
後方からの情報もしっかり理解していないと重大な交通事故を起こすこともあります。
バイクで後方ミラーを使い安全を確認する方法を理解すべきです。

前方と後方の確認の割合

運転をするときによく聞きますが、前方6割、後方4割の確認をしろといわれます。
バイクもそうですが運転する時には前方ばかり意識すると自分のことだけに集中した運転になることが多いのです。

そうなると交通事故のリスクも高くなるので、後方の確認は重要だといわれています。
後方確認が必要となるタイミングはかなり多く、例えば車線変更の際には必ず後方確認が必要です。
また交差点の右左折の時にも後続車の確認が必須となります。

ミラーの調整がしっかりできているか

バイクのミラーは左右装着が原則です。
原付においては片方だけでいいとされていますが、法律で決められていなくても左右つける事で安全を確保できます。
ミラーはただ飾りとしてつけるのではなく、後方を安全に確認できることが重要です。
そのため、角度の調節は重要なこととなるのです。

バイクの左右、後方を一度に見ることができる角度にすることが必要で、死角がなるべく少なくなるように調整しなければなりません。
実際にバイクに乗って後方を確認する際に、死角がなるべく少なくなるように調整しましょう。

後方の確認がしっかりでき幅広く確認できるようにと大きなミラーをつけたいという人もいます。
しかしミラーに関しては保安基準があり純正品以外のミラーをつける時にも、保安基準に沿った装着が必要です。

ミラーだけに頼るのも危険

ミラーを確認したから大丈夫と思うことも危険です。
車線変更の際、ミラーを確認したのみですぐに車線変更をしてしまう人もいます。
しかし、そこでもしかするとミラーで見えていない車があるかもしれないと思うことで、交通事故を少なくできるのです。

バイクにも避けることのできない死角があり、特に並走しているとバイクが死角となり見えないことがあります。
同時に方向指示器をだし動き始めたときに、ミラー確認のみで死角に入ったことを気が付かず大きな事故になることもあるのです。
後方の確認に頼ることなく、自分の目で安全確認を行う事が重要となります。

安全運転のためには「自分を疑う」という事がとても重要なこととなるのです。
後方確認と共に目で確認する、自分を疑うという事も忘れないようにしましょう。